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2010.08.08(5)

第2部開演!笹路正徳 & Japan All Stars featuring 村田陽一 Special Guest 綾戸智恵
爽やかな司会の方(FM西東京などで活躍されている渋谷なみ子さん)に真部裕の紹介をしていただき、いよいよ第2部の開演です。このバンドは笹路正徳さんが2000年2001年に制作し、それぞれ翌年にリリースされた「M.Sasaji & L.A.Allstars」の2枚のアルバムが下地になっています。当時はCDの次世代メディアとしてSONY/Philipsから発表されたSACD(Super Sudio CD)の普及のために制作されたアルバムでした。このアルバムに関してはその性格上そうプロモーションされるものでもなく、主役はあくまで”SACD”でしたのでAudiophile(当時はまだAudiomaniaかな)にしか知られない存在だったでしょう。最初の一枚は編成などもビッグバンドの雛形を少し崩した形でアレンジされています。スタジオ・ライブ形式で収録された2枚目は所謂ビックバンド編成です。今回、基本的にギターがメンバーにいないので曲によっては若干のリアレンジが施されています。1枚目からは2曲、2枚目から4曲の計6曲がこの日演奏されました。そしてBIGBAND FESTIVALということで日本を代表するトロンボニストの村田陽一さんをフィーチャー(以前綾戸さんのレコーディングに及びした時の当時のサウンドプロデューサーJohn Beaslyが”こんなに素晴らしいトロンボーンはアメリカでもさがすのに苦労すると言ってました)。アルバムにはボーカル曲も収録されていましたのでゲスト・ボーカルとして綾戸智恵さんをお迎えしました。ただし、綾戸智恵にはご自分が原信夫さんとのコラボレーションで使っている譜面を持ってきていただきそれをそのまま演奏しました。これは全体の構成と、限られた時間の中で綾戸さんの良い面を120%出したいとう狙いからでした。同時にレコーディングからLiveまでビシッと聴いていた俺が”違うメンツでやったらどうなるのだろう”という興味を持ったからです。結果は大成功。綾戸さんもリハーサル中にその色合いの違いを大いに楽しんでいただき、本番のステージにその勢いを持ち込んでくれました。パーマネント・バンドではないのでステージングは素っ気ないし、あえてソロ奏者がセンターに行くというのもやめました。ステージ全体を”スピード感”で覆いたかったからです。リハーサル1回本番1回でこちらのスタッフもだれも客席側からはチェックできない状況でしたのでちょっと蛋白だったかもしれませんが、モダンで知的でありJAZZに対するリスペクトを大いに感じさせるアレンジを堪能いただけたのではないかと思います。
(つづく)
2010.08.08(4)

第1部開演!&Lobby Concert
慌ただしい感じで第1部のトップバッター、La Musica Sabrosa!の演奏が始まりました。名前が示すとおりのラテン系のバンドです。きっと熱帯なんか大好きでしょう。と言い切れないのはほとんど会話をしていないから。今回せっかく西東京市を中心に活動するバンドさんをお呼びしたのに実は全く会話をしなかった。これは次回の課題でしょうね。プロ・アマ共演・・・というのは見ている立場としても全く興味はないのですがコミュニケーションは必要です。前日のリハーサルではかなり緊張した様子だったので心配したのですが本番はバッチリ!!実に楽しいステージを披露してくれました。転換を挟んでNorthern Six Big Bandさん。こちらは総勢20名を超える大所帯です。こちらは月一回以上のLiveをこなすという地元の有名バンドさん。手馴れたステージング、ベイシースタイルの演奏形式とお客様の馴染みもよく大変盛り上がっていました。第1部が盛況のうちに幕を下ろすと(緞帳は降りないんですが)転換。1部と2部、2部と3部の間には今回特別にお送りするスペシャルロビーコンサート。スタジオ録音や様々なLiveのバックミュージシャンとして、また自身もセレブ弦楽四重奏団やSNEKEなどで活躍するバイオリンの真部裕と最近ミュージシャンの間で噂のピアノスト・伊賀拓郎のデュオ演奏です。これが実に美しくもアグレッシブで盛況!!これはちょっと想像以上の反応でした。
(つづく)
2010.08.08(3)
リハーサル熱帯JAZZ楽団
熱帯JAZZ楽団は前日札幌CITY JAZZ 2010に出演した後、当日移動でこもれびにやって来ました。朝は5時起きだったそうです。羽田に9時5分に到着。そこからは電車移動です。いやはや頭が下がります。熱帯JAZZ楽団は笹路さんたちとは違いパーマネントなバンド(なんといっても結成15年!)ですからきちんとLiveスタッフもついています。のでそこはテキパキとRHが進んでいきました。まず最初に笹路さん村田さん綾戸さん竹野さん川原さん田中さんが参加してスペシャルセッションのリハ。先程のリハーサルですっかり盛り上がってしまった綾戸さんがここでも炸裂!!リハーサル終了後
ちょっと今日の内容にしては衣装が地味やから買うてくるは!
と出掛けていきました。いやー流石です。リハーサルの時間はかなり押してもう開場時間のギリギリです。会場が気になった俺は入り口へ。たくさんのお客様が今か今かと会場を待っておられました。なにしろこの日は自由席。早く入れば入っただけ間近で熱帯や綾戸さんが見られますからね。これは1分も開場時間をずらすことはできません・・・と仰ったのはこここもれびホールのスタッフの高澤さん。熱帯のリハは12時32分というきわどい時間に終わり、とにかくミュージシャンを楽屋に隠してなんとか5分押しで会場することができました。もうどたばたですっかりBGMの準備を忘れていました。会場してしばらく無音だったのはそういう理由があったのです。QUADRAの素晴らしい演奏の余韻に浸って欲しかったし・・・・というのは後付の理由です。
(つづく)
2010.08.08(2)
リハーサル笹路正徳&Japan All Stars
どうにかこうにか会場には入場することができました。ここで昨日の仕込み日は最初の左ジャブを食らったワケです。
スミマセン。バイトが4人しかいません。
当初の予定は10人。そしてそこにいらっしゃったのは可憐な女性二人と力強そうだけれど明らかに60代の男性。もう一人は遅刻・・・・。いやー。固まりました。なんだかコメディ映画みたいでした。それでも優秀なスタッフと会館スタッフさん、屈強な60歳と気合の入ったお嬢様達のお蔭でなんとか乗り切りました。皆さんに感謝です。本番の本日はさすがにそんなこともなく集まっていただいたバイトさん達と笹路正徳&Japan All Starsのリハーサルの準備です。Japan All Starsは現在の日本の音楽シーンの中核にいるミュージシャン(スタジオでもLiveでもJAZZクラブでもバリバリ演奏している=売れている)を起用しているのでなかなかリハが難しく、本番当日のリハがとても貴重な時間なのです。とはいえ熱帯JAZZ楽団にも参加している2名は抜きでリハーサルは進行しました。熱帯の方々は熱帯のリハギリギリの入りなのです。リハは1曲目から。モニターは1曲目から完璧です!ということも本当は無いのですがつべこべ言わないのも1流です。そして予定の10時に綾戸智恵さんがステージに登場。実は笹路さんと綾戸さんはここが初対面。村田さんや岡崎さんは以前レコーディング等で一緒の時もあったのですが。早速、Just In Timeです。バッチリスイング。Just Swingin' Timeです。このあたり綾戸智恵さんの最新アルバム”MY WAY”や6/12の国際フォーラムでのLiveを見ていただいた方は、違いが分かっていただけて楽しかったと思います。同じ譜面でこれだけ色が違うというの音楽というのはつくづく面白いものだと思います。綾戸さんも大興奮!!お陰さまでリハは順調に進んでいきました。
(つづく)
2010.08.08(1)

こもれびJAZZ2010開催
MIDSUMMER BIGBAND FESTIVAL 2010 ”こもれびJAZZ”。 盛況のうちに幕をおろしました。ご来場いただきましたお客様には誠にありがとうございました。そして諸事情により見逃してしまった方、残念でした。そう言い切ってしまえるくらい凄く楽しいステージだったのです。
当日の集合は朝の8時半。本当は8時には入って準備をしたいところなのですがホールの規定で8時半前には入れません。しかし気合の入った我々は普段では考えられない時間前出勤。一番乗りはサックスの竹野昌邦さん。なんと8時にはいらっしゃったということです。二番手は笹路さん。3番手が私でした。この時点で8時10分。この後綾戸さんのLive制作をなさっている宮本さんやPAチームが次々と到着する。否が応にも盛り上がり、気が急く我々は会館の入り口で開館の準備をしている若者を捕まえて交渉に入った。
すみません、搬入口開けてもらえませんか!!
と軽くジャブ?すると気の良い若者はにっこり微笑んで
8時半に開きますので!!!
と実にまっとうなレスポンスを返してくれた。そうなのだ。大人たるものルールを守らないといけないのだ。ということで朝からレッスンを受けた我々は身を引き締めて8時半きっかりに会場入りを果たしたのであった。
(つづく)
2010.08.07

いよいよ明日です!
いよいよ明日となりました。MIDSUMMER BIGBAND FESTIVAL 2010 ”こもれびJAZZ”。今日は仕込み日で第一部に出演するLa Musica Sabrosa!とNorthern Six Big Bandがリハーサルを行ないました。多くな方のご協力で無事終えることができました。少なくない数の方から電話もいただきました。すごいメンツだとか、凄く楽しそうだとか、見ておくべきライブだと。そうですね。まさに見逃す手はないLive。二度と行われないかもしれないコラボレーションもあるし。期待以上のものになると思います。誰よりも俺が期待しています。お陰さまで乾杯のビール、買いすぎたかも。当日券もありますので是非おいでください。写真はセティングの様子と今日のランチ。西友のお弁当。保谷ってほんと何も無いなー。田無の方が色々あるそうです。
2010.08.04

BIGBAND!
フリーペーパーの「BIGBAND」が7/28に発行されました。1周年記念の今号には巻頭で村田陽一さんのインタビューが掲載されています(取材の模様はご本人のblogにアップされています)。記事はすごく良いと思います。喜怒哀楽というか音楽を生業とすることの喜びや悩みや葛藤、トロンボーンに対する愛情がそれほど長くない記事の中に上手くまとめられています(2時間に及ぶインタビューでしたから)。BIGBANDさんはアマチュアのためにアマチュアの方がやってらっしゃるフリーペーパーなのでコミュニケーションはなかなか難しいところはあります。アマチュアの方はプロの、しかも第一線で活躍している方に対してはリスペクトは勿論のこと自分の夢や希望を託してしまいがちです。勿論、プロの演奏家は夢を与えていく仕事でもあるのですが、生業として何十年もやっていくには”仕事”としての様々な苦労や苦悩があるのです。そこが相容れないとインタビューはギクシャクしたものになることがあります。あれは俺が大学1年の頃だったでしょうか。池袋の西武に”日本一早い男”レーサー・星野一義さんのトークショーに行きました。偶然にも整理番号は1番!!質疑応答になったときにここぞとばかりに手を上げました。
星野さんの次の目標はやはりインディ挑戦ですか?
当時の星野さんはもうベテランの域に入っていて、流石に”F-1”には期を逸していました。それに”金を払ってクルマに乗らない”をモットーにしていた星野さんに対して当時のF-1は一部を除き持参金無しでは参戦は不可能でした。それでも俺はその時点でもまだ星野さんは”日本一早い男”だと思っていました。俺は星野さんの口から”次の夢はアメリカ、インディならイケるよ”という威勢のいい言葉を聞きたかったわけです。
勝てる体制でいけるかわからない。自分には会社があってそこには働く従業員、従業員の家族とか責任を持たなきゃいけない人がいる。今の自分は勝てるかどうか分からないレースに無責任に行けるような状況じゃないんだよね。
威勢の言葉が聞けるんじゃないかと思った俺は正直がっかりしました。ショックも受けました。でも現実と対峙するということはこういう事なんですよね。目が覚めました。
BIGBAND!2010 Number5にはカルロス菅野さんと吉田治さんのスペシャル対談も掲載されています。おお!なんという偶然。熱帯JAZZ楽団のカルロスさんとJapan All Starsに参加していただいている吉田さんの対談が村田さんのインタビューと同時掲載されるなんて。それに最後のページにはやはりJapan All Starsに参加の川原聖仁さん朝里勝久さんの「VOLTZ TROMBONE ENSEMBLE LIBRARY」も紹介されています。これはまさに
こもれびJAZZ号
ではないですか!!いよいよもって盛り上がって来ましたー。BIGBAND!は全国の管楽器屋さんなどで手に入るそうです。是非一度手にとってご覧ください。
2010.08.02
手作り
今日は渋谷の東急ハンズへ。笹路正徳&Japan All Starsはパーマネントバンドではないので所謂BIGBAND用の譜面台を持っていません。しかしそれじゃああまりにも格好がつかない、というので手作することに・・・・。それで材料を買いに来たわけです。手作りと言ってもすべてを最初から作るわけではないのですが。Japan All Starsのなに相応しくない俺の手作りです。久し振りに東急ハンズなんていうところに行くと色々目移りしますな。はてさて、当日は上手くいくのやらいかないのやら。
2010.7.22
大久保の濃く暑い夜
7月22日の夜、大久保にあるON AIR 大久保スタジオでリハーサルは行われました。この日集まった総勢17名のミュージシャン達は全て”ALL STARs”にふさわしいキャリアを持った人たちばかり。最初の曲”MOMENT'S NOTICE”の音が出た瞬間から俺の顔はニンマリです。こんな素晴らしい演奏・アレンジを披露できる場を作れて本当によかったと思います。
リハーサルは公演本番と同じ曲順で進められました。演奏自体は大体1回か2回。箇所箇所で譜面の確認やアレンジ意図の確認、アーティキュレーションの指示などはありますが、大体これくらいのペースで進んでいきます。これには笹路正徳の”やりすぎて飽きないように”という意図があるのですが、演奏能力・音楽理解力の高いミュージシャンが集まっているから出来ることです。また、これとは別に15年間活動してきた熱帯JAZZ楽団はバンドとしての一体感・グルーブを聴かせて楽しませてくれることでしょう。
休憩を挟んで1時間に3曲ずつ、リハーサルは順調に進みました。こちらは初演とは思えない演奏を聴きながらステージ上の演出を考えていました。本当は写真などもアップするつもりだったのですが、やはりこれは最後まで出し惜しみか!?と思いアップはやめました。当日来ていただいた方のスペシャルとしましょう。
1曲目が終わっての笹路正徳の一言
「CDよりイイじゃん」
一夜でL.A.All Starsを凌駕しました。
ところで最初の写真はリハーサル風景ではありますが、今回のものではありません。一昨年日比谷野外音楽堂で行われたイベントのリハーサル風景。衣装合わせであります。
